2011年07月23日
湯の権現♪
今日は地元地区の六月灯(吹上温泉まつり)です。

地元の青壮年部が中心となって、
2週間前から準備にかかり、
敬老会のみなさんはからくり人形を作ったりと
地区住民の力を合わせて準備を行います。
※からくり人形は後日ご紹介します。
今夜は地区住民が作成した長づる、
コドモタチが作成した灯篭に灯がともされ、
吹上温泉広場のステージでは小中学生対象のラムネ早飲み大会、
地元婦人会の皆さんによる三味線や踊り、
沖縄舞踊、葡萄園玉助さんの歌謡ショーなどが披露され、
そして、自治会長をはじめ青壮年部による屋台も出ます。
そもそも吹上温泉まつりは、
『湯之権現六月灯』から発展したもので
お祭りは当館のすぐ隣にある『湯の権現』の神事から始まります。

朝9時から神事が始まり、
忙しい中時間を作ってくださった宮路市長も参加してくださり
お清めも無事終了いたしました。

『湯の権現』とは、昔々3人の神々がこの湯之浦地区を開拓するため
湯之浦川を船で上って来た神々を祭った祠と聞いたことがあります。
大昔は現在の馬場病院近くの田んぼの横にあったそうですが、
その後当館の裏山の高台に祭られ、
面倒を見ている住民がお参りや手入れが大変と、
昭和40年後半位に当館横の空き地に移設されました。
今でも自治会の手によって祭られ
知る人は温泉に来られ参拝されているようです。